熱海駅電光掲示板まとめ
その@(表示内容編)



駅のホームやコンコースに設置されている電光掲示板。
これは旅客に列車種別や発車時刻、両数、のりばを案内するのに欠かせないものです。


そんな電光掲示板ですが、熱海駅のものは最近になって表示がかなり凝ったものとなりました。
案内が他駅に比べ非常に丁寧になり、限られた表示スペースを有効に活用しています。
極めつけは一部列車で表示される車両のアイコン。もはや芸術です。

それでは、表示の変遷を追っていきましょう。


2010/3/26撮影
普通のどこにでもありそうな表示ですね。ちなみに熱海発の豊橋行きは現在は設定がありません。




2枚とも2010/4/2撮影
遅れの時はこのような表示でした。空いているスペースにうまいこと表示しています。今思うとこの頃から職人芸が垣間見えていたような。


2010/4/28撮影
4ドアの185系!? ご覧のように誤表示ですが、車両アイコンは2009年にはすでにあったと記憶しています。




3枚とも2010/6/19撮影

リゾート踊り子の場合、英語表示の際のαリゾート21の表示が細かいですね。2100系アイコンは通常色と黒船とαリゾートの3種類があります。



2枚とも2010/12/26撮影

この頃から"両"の字の上に"cars"と表記されるようになりました。
英語表示の時は両数部分に乗車位置を表示しています。



2011/1/15撮影
当時、運転停車をする団体列車の入線時においては、該当する表示がないことを示す「JR」の文字が表示されていました。
今ではどうなっているのでしょうか・・・?(詳しくはその2にて)




2枚とも2011/3/4撮影
当ページ一番上の豊橋行きの画像と比較すると、両数部分の表示の違いが分かりやすいと思います。
また、この時期から関東圏では馴染みの薄い「島田行き」の表示について、"静岡方面"や"VIA Shizuoka"と表示されるようになりました。






上2枚は2011/4/24、下2枚は2011/6/9撮影
震災の際の臨時列車である踊り子185号で比較。
短期間の間に表示が大きく変わり、行先は日本語と英語が併記されるようになりました。
熱海で分割する踊り子号の場合、通常の英語の行先表示欄は直通先が表示されるようになっています。






上2枚は2011/6/9、下2枚は2012/5/4撮影
特急関係の表示が変わったのと時を同じくして、普通列車では種別の前に路線名を案内するようになりました。
東海道線は上り(緑)と下り(橙)で色が分けられているのが特徴です。ちょうど会社のコーポレートカラーですね。
以前は島田行きのみで見られた方面表示ですが、2012年頃には全列車で表示されるようになっています。
1番線の電光掲示板は2〜5番線のものに比べて小型ですが、同じ量の情報を提供するために、詰め込んでいるのでやや窮屈な感があります。







6枚とも2013/4/21撮影
2012年と同じなので、現在はこのような表示で落ち着いているようです。
変化が見られたところと言えば、回送列車の表示の空きスペースを利用して伊東線の発車ホームを案内しているところでしょうか。



その2(臨時列車編)に続きます。


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